「エンゲージメントフォト」って本当に“結婚前”の写真?

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■海外と日本での意味の違いと、近年の多様化:「パートナーシップフォト」としての広がり

「エンゲージメントフォト」という言葉を聞いたとき、あなたはどんなイメージを持ちますか?
多くの人にとって「結婚式の前に撮る写真」というイメージが強いかもしれません。
しかし、実はこの言葉の意味や背景は、国や文化によって異なり、近年では多様な形で広がりを見せています。


■海外でのエンゲージメントフォトとは?

海外、とくにアメリカやヨーロッパでは、「エンゲージメントフォト」は基本的に「婚約期間中に撮影するカップル写真」を指します。
婚約が決まったカップルが、結婚式の前に一緒に写真を撮るのは伝統的な流れです。


これにはいくつかの目的があります。

  1. 結婚式の招待状やウェブサイトに使うため
  2. 結婚式当日のウェルカムボードや演出に活用するため
  3. 結婚式とは違う、リラックスした自然体の写真を残すため

このように、結婚式の前に二人の絆を写真に収めるための特別な時間として親しまれています。
撮影はフォーマルなものからカジュアルなものまで多彩で、公園やカフェ、二人の思い出の場所などで撮影されることが多いです。



■日本でのエンゲージメントフォトの位置づけ

一方、日本で「エンゲージメントフォト」と言うと、結婚式場や写真館が主にプロモーションとして使うことが多く、まだ海外ほど定着していない感があります。
多くの人は「結婚式の前撮り(前撮り写真)」や「フォトウェディング」と混同してしまうケースも少なくありません。

日本の結婚文化では、結婚式そのものが大きなイベントであり、「前撮り」は結婚式の準備の一環として「当日の衣装やヘアメイクのリハーサル」的な役割も兼ねるため、エンゲージメントフォトのようにカジュアルに婚約期間中に撮る写真とは少し異なるイメージを持たれています。
また、婚約自体が「家と家の結びつき」という古い価値観も背景にあり、婚約期間を写真で祝うという文化はまだ一般的ではないのです。


近年の多様化:「パートナーシップフォト」としての広がり

近年、結婚やパートナーシップに対する価値観は多様化しています。結婚という形にとらわれずに、「二人の関係性や絆を写真に残したい」というニーズが増えています。

これにより「エンゲージメントフォト」は、必ずしも結婚前だけのものではなくなってきました。

特に注目されているのが「パートナーシップフォト」という新しいカテゴリーです。
これは、同性カップルや事実婚、
長く付き合っているパートナー同士、
また結婚を前提としないカップルが、
自分たちの関係性を祝福し、形に残すための写真撮影を指します。

この動きは、以下のような社会的背景に支えられています。

  • 多様な家族の形の認知と尊重
  • LGBTQ+コミュニティの社会的な理解と可視化
  • 結婚にとらわれないパートナーシップのあり方の普及

パートナーシップフォトは、フォーマルさよりも自然体の二人らしさを重視し、ロケーションや服装も自由度が高いことが特徴です。

写真を通じて、二人の絆や日常の幸せを表現することができるため、幅広いカップルに支持されています。


まとめ:エンゲージメントフォトの「今」と「これから」

「エンゲージメントフォト」は本来、結婚前の婚約期間に撮る写真を意味しますが、その解釈は文化によって異なり、日本ではまだ発展途上の概念です。

しかし、時代の変化とともに「パートナーシップフォト」という新たな形態が広がり、結婚や婚約にとらわれずパートナーとの大切な時間を写真に残す文化が育ちつつあります。

これからも「エンゲージメントフォト」は、二人の愛や絆を表現する多様な方法として、より自由で個性的なスタイルで発展していくでしょう。

写真を通じて、あなたも大切な人との関係性を新たな形で見つめ直してみてはいかがでしょうか。


想いを、写真というかたちに

Relierでは、福島県を拠点に、自然や街並み、思い出の場所など様々なロケーションで「エンゲージメントフォト」の撮影を行っています。

「エンゲージメントフォト」は、特別な想いをかたちに残すための写真です。

家族の笑顔や、交わした視線、そっと手をつなぐその瞬間を、丁寧に撮影します。フォトギャラリーより、Relierがお届けするこれまでの作品をご覧いただき、ぜひお気軽にお問い合わせください!


こんな想いありませんか?
「特別な日じゃなくても、大切な人と過ごす“今”を、何か形にして残しておきたい──。」「派手な演出じゃなくてもいい。ただ、あなたとの日々を“物語”として写真に残したい──そんな願い。」
「気づけば毎日は過ぎていくけれど、この人と笑いあっている時間だけは、ちゃんと残しておきたいって思う。」
私たちRelieが、その「想い」を紡いでいきます。

総合広告ソリューション
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